ストーリー
「SWAMP BEAST」は、ルイジアナ州のバイユーで出現する暗黒の伝説や、最近起きた出来事に基づいて作られた番組である。何世紀にもわたって語り継がれるルーガルーと呼ばれる野獣がいる。ルーガルーはビッグ･フットとオオカミ男のような生物だとも伝えられており、ここ数年間、ルーガルーの目撃情報が多発している。同時にヴードゥー教信者も活発化し、まるで何かを撃退しようとしているかのようでもある。このシリーズでは、近年の目撃情報や出来事をドラマ化し、地元に根付く口承なども織り交ぜながら、湿地で実際何が起きているのかを追ってゆく。湿地の地下深くには古いインディアンの墓場があると言われ、実際に地上にも墓地が広がっている。奇妙な出来事が起きるには最適な環境だ。不気味な光が沼の奥地に訪問者を呼び寄せ、彼らを道に迷わせると言われている。この地帯は、歴史的にもコレラが蔓延し、近隣住民を全滅させたという恐ろしい出来事が起きている場所だ。これはアメリカに残る怪奇民話の基礎となったストーリーなのである。